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散財プロデューサー(败家总监)のクロスボーダー生活

個人消費とライフスタイルが国境を越える時代に 思うことを述べていきます

ギークとデザイナー(前編)

昔、ITベンチャーに参加していました。

 

まわりはみんな若いプログラマー&エンジニア、まあその頃は僕も若かったけど、

いわゆる「ギーク」の人たちと一緒に仕事をしていました。

 

すごいなあ、と日々思っていました。なぜなら、それまで僕は銀行員で、大小のシステムのプロジェクトを17件くらい経験してきたのだけど、どれも大勢のシステム会社・システムエンジニアの人たちと何ヶ月どころか1年以上もかけてグチャグチャと仕事をしていたので、考えたものをすぐコード描いて目に見える動くアプリにしてしまう人たちに新鮮さと勢い、スピードを感じていました。

 

そう、「ベンチャー」って、イノベーションを起こす環境ってそういうものなんだなあ。そう感じていたから、その後、再び大企業に転職して、まだあれこれをグチャグチャと仕事をしなければならなくなった時も、その感覚が忘れられなかった。

 

縁あって再び、起業しよう!と決めた時、一番初めに思ったのはそういう「ギーク」を自分の組織に迎えないといけない、そうしないとイノベーションの因子を持つ「ベンチャー」にはなれないし、そんな連中とまた仕事をしたいっ、そう思ったのです。

 

しかし、僕が一緒に仕事をしたい「ギーク」の人たちは、すでに先の先に行ってしまっていました。スマホはもちろん、ソーシャルメディアビッグデータもすでに「レガシー」だ。さらにIoTに関わる人たちは、デバイスいじってたつまんないオッさんオバさんばっかりじゃないか!そして、もう彼ら・彼女らギークを「ビジネスモデル」では惹きつける事は出来ない。さらにそのギーク連中は、「もうこれからはプログラミングなんていらないんですよ。」と自己否定することを平気で言うのです。そう、彼らは昔からそうだった。恐竜のように自滅へと定向進化することに躊躇なく、次元削減をしてまったりと変化することが苦手な人たちだった。

 

そうか、「ムーアの法則」とともに、ITがイノベーションを牽引する時代は終焉を迎えたんだ。

 

じゃあ、どうやって僕は、「イノベーションの因子」を持つベンチャーになればいいんだろう。試行錯誤していたら、ある種族(!)に出会ったのです。

 

それが「デザイナー」でした。 と言うことで後編は後ほど。