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散財プロデューサー(败家总监)のクロスボーダー生活

個人消費とライフスタイルが国境を越える時代に 思うことを述べていきます

高齢化は「希望」である その1~ 絶対つくられている「消臭・脱臭」流行だけど まあ乗ってもよいかな? というはなし ~

ここ数年のドラッグストアでのブームのひとつに

「消臭」「脱臭」ブームがあります

 

日本人は確かに匂いには敏感です

でも、最近の流行は異常です

 

50歳のおじさんは戦々恐々としてなければいけない

幸いにうちには息子しかいないし 長崎の高校の寮住まいなので

「お父さん くさ~い! あっち行って!」

と加齢臭で嫌われることはないけれど

 

その「加齢臭」だって

中国人はじめアジア人は知らないぞ

そもそも日本人からはじまった概念だぞ

 

まったく ひどいじゃないか

煙草も吸わないしニンニクもたべてないし

歯も磨いて清潔にしているにもかかわらず

 

新しい「くさい」の概念をつくりだしやがって

中年男子をいじめるな

 

そう考えて憤慨していたのですが

最近ある話を聞いて ちょっと考えを変えました

 

実は介護分野で

やっとヒット商品がでてきた

介護領域は様々な商品・サービスのソリューションが出てきたけど

実はけっこう死屍累々です

ビジネス化 マネタイズがとてもむつかしい分野

そこで出てきたヒット商品のひとつが

 

消臭剤・脱臭剤

 

なのだそうです

 

認知症の老人は家の中で

おもらしをしてしまう

その尿や便の匂いは 赤ちゃんとはちがってかなりキツイ

自宅に 施設にその匂いがどうしてもたちこもる

 

介護をする人たち 専門家も家族も それがつらかったそうです

 

ところが最近の消臭剤は ほかの香りで匂いを無理に上書きしない

それをやると 一見消えたようでも多層に匂いがのこって

かえって気分がわるくなってしまうこともある

塗り重ねた匂いに清潔感もない

そうでなくて

匂いのもとから分解して 匂いそのものを消してしまう

そのうえで 除菌効果や気持ちが落ち着くアロマを焚くことで

清潔で穏やかで安静な空間が演出できるようになった

 

その「消臭・脱臭」の商品開発の進歩が 

これまでの介護のイメージを変えているそうです

 

そこで「なるほど」と僕は合点がいった

 

たぶん それでも介護分野だけの販売チャネル、介護市場だけでは

その強力な消臭剤・脱臭剤の技術開発・商品開発の投資のもとはとれない

 

だから、きっとメーカーか広告代理店のやり手のマーケッターが

 

「それなら中年オヤジを犠牲にして マネタイズをしよう

 もともと匂いに敏感な日本人をさらに敏感にしてやろう」

 

と知恵をしぼったに違いない

 

結果としてドラッグストアで あふれる消臭・脱臭・防臭グッズ

僕ら中年男子は 自分ではわからない加齢臭で周囲の若い女性から

「このおじさんくさーい」

と思われていないかと戦々恐々

 

まあ でもいいや

むしろこの流行 中国やアジアにもっていってやろう

そして世界中の介護の問題を解決してやろう

そう 日本では「高齢化は希望」なんだよと

どの国よりも早く高齢化社会に突入したから

生まれてくるイノベーションもあるんだよと

そういうメッセージを発信しようじゃないか

 

まあそんなふうに思っています